作者名:歌川広重
風景画で知られる広重が描いた男女の子ども遊びのうちの男の子。まるまるとした子どもが、表情豊かに遊びたわむれる姿は、見飽きない。また、当時の遊びの記録画としても貴重。
かるた、あやとり、ままごとなど女の子のさまざまな遊びが描かれている。子守りをしながら一緒に遊ぶ女の子の姿もある。
作者名:歌川芳虎
広重の男女別に対し、芳虎は季節で子ども遊びを描き分けている。春はこまが中心だが、古くからの小弓、新しいなわとび、それに読み書き算盤が注目される。夏は夏祭りに蛍狩り。秋は輪回しや子をとろ子とろで、体を使って寒さを吹き飛ばす遊びが多い。
作者名:歌川国貞
江戸時代、相撲は大人から子どもまでもっとも人気のあるスポーツであった。四本柱に二重の土俵が、当時の様子をよく伝えている。町内の相撲大会では、女性力士の姿もみられる。
ページ先頭へ戻る