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子ども遊び菓子所コドモアソビカシドコロ

子ども遊び菓子所

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作者名 作者未詳
作者名ヨミ
代表明細・シリーズ名称 子ども遊び 菓子所(まわりの小仏)
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記 印(林忠)
時代区分 寛政頃
西暦 1789-1801
形態 中判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画
内容3 少年 まわりの小仏 菓子所 菓子屋 注連縄 宝づくし文様

追加情報

子どもの遊びをテーマとした揃物の1枚と思われる。4人の子どもの遊ぶ姿は享保9年(1724)刊行の『絵本大和童』(西川祐信絵)の初冬に描かれた「まわりの小仏」と全く同一である。背景は、野原から菓子屋の店先にかえてある。
まん中の鬼の子を、手につないだ三人の子どもが囲み、「まわりの小仏はなぜ背が低い・・・」と歌いながら回り、しゃがむ。立ったままの鬼は、「線香抹香・・・」ととなえながら、まわりの者の頭を順に指し、となえ終ったときに当った者と交替する遊びだ。右の子どもは宝づくし文様の着物。背後は菓子所の文字が見え、数多くの菓子が並んでいる。左手には、竹と注連縄が見えており、神社の祭りの日のようだ。
子ども遊びを数多く描いた西川祐信の模写であり、その影響力の大きさがうかがえる。また右下に「林忠」の朱印があり、明治期に優れた浮世絵をヨーロッパに紹介した林忠正の旧蔵品であったことを示している。

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