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通俗水滸伝豪傑百八人之一個 八臂 項充 ツウゾクスイコデンゴウケツヒャクハチニンノヒトリ ハッピナタ コウジュウ

通俗水滸伝豪傑百八人之一個 八臂 項充 

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作者名 国芳   (一勇斎 國芳/歌川 国芳)
作者名ヨミ クニヨシ  (イチユウサイ クニヨシ/ウタガワ クニヨシ)
代表明細・シリーズ名称 通俗水滸伝豪傑百八人之一個
落款等備考 一勇斎國芳画
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 文政頃
西暦 1818-1830
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 物語絵
内容2 武者絵 英雄豪傑
内容3 水滸伝 八臂  項充 馬 槍 楯

追加情報

中国の伝奇小説「水滸伝」に登場する豪傑たちを描いた作品である。文化3年に曲亭馬琴訳「新編水滸伝」が話題となり、その水滸伝ブームにのった浮世絵であるが、國芳の力強い描写と、それを表現する高度の彫り摺り技術によって大評判となり、國芳は武者絵の人気絵師となった。題には百八人とあるが、現在確認されているのは、74図である。
芒 山の頭領・那○項充が梁山泊の豪傑、公孫勝と戦う場面であるが、ここには項充のみしか描かれてない。いななき棒立ちとなる馬の背で、項充は槍を手に懸命に闘っており、太い目玉、濃い眉とひげで勇者ぶりが示され鎧冑も赤青の強い色調で表現されている。項充は背に矢筒を負い、足元には獅子頭文の楯が落ちている。背後には雲気がただよい、孫勝の道術を示している。全体に躍動感にあふれ迫力のある画面となっている。
武者絵で知られる國芳の出世作の一つであり、水滸伝武者絵の代表作でもある。
通俗水滸伝豪傑百八人之一個
八臂  項充
徐州沛縣、芒 山の強盗、梁山泊の豪傑、
公孫勝の道術と大にたゝかう。
(小泉吉永氏翻刻)

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