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風流十二月ノ内 衣更着 (二月)
フウリュウジュウニカゲツノウチ キサラギ : 2ガツ
作者名
国貞 (歌川 国貞/三代 歌川 豊国/香蝶楼 国貞)
作者名ヨミ
クニサダ (ウタガワ クニサダ/3ダイ ウタガワ トヨクニ/コウチョウロウ クニサダ)
代表明細・シリーズ名称
風流十二月ノ内
落款等備考
香蝶楼國貞画
制作者備考
森屋冶兵衛
印章等
極 版元
印章注記
時代区分
天保頃
西暦
1830-1844
形態
大判
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画 風俗画 子ども絵
内容2
美人画 年中行事絵 母子絵 こま絵
内容3
子ども(幼児) 初午(王子稲荷 絵馬) 太鼓 季節(2月) 狐のあやつり人形 ツバメと雁文
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
「風流十二月」のシリーズ名で各月の風物に人物を配した揃物はいくつか見られるが、人物を子どものみにした揃物の代表が石川豊雅の作品であり、この国貞の作品は母子絵で描いた代表作である。画面上部に、各月の風物を描いたこま絵が入れてある。2月のテーマは初午。
二月初午に稲荷神社に出かけた母子が、梅の老樹の前に下げられた太鼓を打ち鳴らし、健康な成長を願っている。子はまだ背が太鼓にとどかず、母に抱きかかえられている。腰の右側には赤い巾着が見えている。母は、松皮菱にツバメと雁を配した小袖である。ちょうど雁が北へ帰り、南からツバメがやってくる頃である。こま絵は、狐のあやつり人形と絵馬。
一年十二カ月の風物、行事に母子を配した名品。
狐のあやつり人形は王子稲荷の名物土産であった。
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