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四季の詠おさな遊 初冬十月十一月の詠シキノナガメオサナアソビ ショトウ ジュウガツ ジュウイチガツノ ナガメ:アネサマアソビ:

四季の詠おさな遊 初冬十月十一月の詠

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作者名 英泉   (渓斎 英泉)
作者名ヨミ エイセン   (ケイサイ エイセン)
代表明細・シリーズ名称 四季の詠おさな遊
落款等備考 渓斎英泉
制作者備考 蔦屋吉蔵
印章等
印章注記
時代区分 文政頃
西暦 1818-1830
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画
内容3 姉様 ままごと 糸切りばさみ 引き札

追加情報

四季折々の風景を扇面のこま絵におさめ、その季節に即した子どもの遊びや楽しみを描いた揃物である。
こま絵には初冬とあり、稲刈の終わった田の続く土手道を人が行き交り、背後の町並みには城の櫓も見えている。三人の少女たちは、ままごと遊びに夢中だ。手前の少女は、ひな屏風の前に姉様人形を座らせているが、お城の御殿女中に思いを馳せばがら遊んでいるようだ。右手の少女は、千代紙やおもちゃ絵で組み立てた姉様人形・香箱を差し出しており、ひざ元には糸切りばさみや小箱が見られる。奥の少女は、おもちゃのかまど、まな板の前で食事の用意をしており、ままごと遊びだ。画面左には「曙の富士」とか「さくら香」と書いた引き札(広告ちらし)がある。ともに化粧前であり、化粧品屋と版元のタイアップ宣伝と思われる。
子どものみ描いた子ども絵であり、それも四季の日常の遊びが描かれており、英泉による子ども絵を代表する揃物
・引き札には「南伝馬一丁目/御薬むしろい 曙の富士(さくら香)/蔦谷吉蔵」とある。

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