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犬にまたがる童子 イヌニマタガルドウジ

犬にまたがる童子 

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作者名 湖龍斎    (礒田 湖龍斎)
作者名ヨミ コリュウサイ   (イソダ コリュウサイ)
代表明細・シリーズ名称
落款等備考 湖龍斎画
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 安永頃
西暦 1772-1781
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵
内容2 遊戯画 
内容3 遊び(犬) 子ども(幼児) 犬遊び 唐子髷 腹掛け

追加情報

子ども絵であり、それも馬の代わりに犬に乗ろうとして遊び戯れる男児を描いてあり、子ども犬遊びである。
大きな犬に横乗りした男児が、犬の両耳を手綱代わりにつかんでおり、馬の代わりを犬にさせようとして遊んでいる。子どもは頭頂部に唐子髷を結んでおり、腹掛けの上に赤い上位を着けいてる。
湖龍斎は「水仙と子犬」など、浮世絵のテーマとして犬を登場させた最初の絵師として知られるが、これは子どもの犬遊びとして最も早く描かれた錦絵である。
愛玩動物としての犬の普及ぶりも知ることができる。
江戸中期には「山姥と怪童丸(当初金太郎とは呼ばない)」の話が流布し、やがて絵草子で動物と遊ぶ金太郎が登場する。安永期のこの作品を金太郎の見立絵とするのは少し早すぎ、犬を使っての「お馬ごっこ」であろう。

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