作品検索結果詳細

おさなあそび二十四孝 丁蘭(二十)  オサナアソビニジュウシコウ テイラン ニジュウ

おさなあそび二十四孝 丁蘭(二十)  

拡大して見る

作者名 重政    (北尾 重政)
作者名ヨミ シゲマサ   (キタオ シゲマサ)
代表明細・シリーズ名称 おさなあそび二十四孝
落款等備考
制作者備考
印章等
印章注記
時代区分 安永~天明頃
西暦 1772-1789
形態 中判
種別1 木版浮世絵
種別2 紅摺絵
種別3
内容1 子ども絵 風俗画?
内容2 遊戯画 日常生活 子ども見立絵
内容3 かまど遊び(ままごと) 子ども(男子 少年 幼児) 二十四孝(丁蘭) かまど 大吹き竹

追加情報

「おさな遊廿四孝」とあり、中国の孝行談24話を集めた本に題材をとり、各話の山場を子ども遊びに置きかえて描いてある。
「丁蘭(20)」は、十五歳で母を亡くした丁蘭は母の木像を作って生ける人のように仕えたが、ある夜妻が火でその木像の顔をこがした。丁蘭は木像を大道へ移し、妻に3年わびさせたところ、一夜の内に木像は内へ帰ったという話。絵は、木像見立の子どもに食事を供にする妻と、炊事を手伝う丁蘭見立の子である。生ける人同様に仕えた様子を表しているが、ままごと遊びでもある。かまどで吹き竹を使っており、小さなまな板と包丁もある。庭には、ここも梅が咲いている。
孝行の大切さを説いた「廿四孝」は、江戸時代に多数出版され、子どもたちに与えられた。また、浮世絵など、その内容を絵解きしたものも多い。「廿四孝」の普及ぶりと、子どもが親しみやすい工夫を示す作品である。
落款は入ってないが、その筆致などから北尾重政の作とされる。

原画貸出などの問い合わせはこちらこの画像をご利用されたい方はお問い合わせよりご連絡ください

5,000円
から
まで

公文と子ども浮世絵

カテゴリで見る浮世絵