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忠臣蔵稚遊二段目
チュウシングラオサナアソビニダンメ
作者名
歌麿 (喜多川 哥麿/喜多川 歌麿)
作者名ヨミ
ウタマロ (キタガワ ウタマロ:2ダイ)
代表明細・シリーズ名称
忠臣蔵稚遊
落款等備考
哥麿筆
制作者備考
鶴喜
印章等
版元
印章注記
時代区分
享和2年
西暦
1802
形態
大判
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども物語絵
内容2
物語絵 見立絵
内容3
忠臣蔵 加古川本蔵 桃井若狭助 竹 松 木刀
追加情報
テーマ
具体物
位置付け
画中の文字・文章
備考
「忠臣蔵」は、赤穂浪士が吉良義央を討ち、主君の怨みを晴らす事件を脚色した歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」をさす。これはその二段目で、桃井若狭助が家老加古川本蔵に高師直(吉良)殺害の決心を打ちあけ、本蔵が松の枝を刀で切って同意を示す場面である。
「稚遊」とあるように、二段目を子どもの遊びに見立ててある。中央で木刀を手に竹の葉を切る少年が本蔵であり、部屋からそれを見る少女が若狭助である。右上のこま絵には、芝居の二段目にそって庭の松を腰刀で切る本蔵と、座敷でそれを眺める若狭助が描かれている。
場面は「忠臣蔵」の見立であるが、主人公は少年・少女であり、初代歌麿の数少ない子ども絵である。
芝居では赤穂事件に登場しない人物も設定してあり、事件の人物とは必ずしも照合できない。
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